DMM FXの勉強 口座情報

DMM FXの勉強 口座情報

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引用(枠の中)は、DMM公式サイトの文言です。 下記は、DMMサイトを読みながら、僕の理解・言葉で書いているものなので、間違ってても責任は取れませんので、参考としてください。説明を簡単にするため、スプレッドなど省いています。

まとめると下記のようになります。

  • ④預託証拠金残高=口座にある金額
  • ⑥純資産額=今の損益含めた金額
  • 建玉可能額=使える金額(レバレッジでこの金額の25倍まで取引可能)
  • ③ポジション必要証拠金=今のポジションで使っている金額
  • ②注文証拠金=取ろうとしているポジションで使う金額
  • ⑫証拠金維持率=ポジションを維持するだけの資産が残っているか?レバレッジ10倍なら気にする必要ない
  • ⑪追加証拠金額=発生したらダメ

預託証拠金と純資産

④預託証拠金残高=口座にある金額

決済済み証拠金残高になります。評価損益は含まれません。 前日預託証拠金残高+当日決済損益+当日入金額-当日出金額

預託証拠金は、口座に預けてある資金のこと。 建玉やそれの損益を除いたもので、口座にあった金額です。 建玉がなければ、それがそのまま預けている、引き出せる金額です。

⑥純資産額=今の損益含めた金額

決済済み(未受渡を含む)証拠金残高に評価損益が含まれた金額になります。 預託証拠金残高+約定評価損益-出金予約額

預託証拠金に、保持しているものの評価損益を足したもので、 今、建玉を決済したら資産この金額になるというお知らせと理解します。

預託証拠金と純資産まとめ

100万円を入金したら、建玉もないので、預託証拠金=純資産=100万円です。 USD/JPYを1ドル100円で1Lot建玉したら、立てた直後は預託証拠金=純資産=100万円です。 その後、101円になったら、預託証拠金は100万円で、利益が1万円あるので純資産は101万円となります。 その時点で決済したら、預託証拠金=純資産=101万円となります。

建玉関係

レバレッジ

建玉の前に、レバレッジを読みます。

レバレッジとは「テコの原理」の事で、「小さな金額でより大きな金額を動かせること」を意味します。 このレバレッジを使うことにより効率的に資産を運用できます。 例えば、1ドル100円の場合、本来なら1Lot(1万ドル)の取引には100万円の資金が必要ですが、レバレッジ25倍ですと、約4万円の資金で運用することができます。 レバレッジを高く設定することで少ない資金で大きな取引量となり、大きな利益を狙える反面、損失も大きくなる場合があります。 レバレッジに関するリスクをご理解の上、お客様ご自身の判断にてお取引下さい。

DMMのレバレッジは25倍です。 4万の証拠金額(建玉可能額)で100万の取引ができます。 でも通常はレバレッジ25倍いっぱい使うのはNGだと言われています。 10倍程度にしたほうが良さそうです。 あとから出てくる証拠金維持率を理解するとわかると思います。

建玉可能額=使える金額(レバレッジでこの金額の25倍まで取引可能)

現時点で新規注文にあてる事ができる証拠金額。 純資産 -(ポジション必要証拠金 + 注文証拠金)

計算式は置いといて、その名の通り、建玉に使える金額です。 レバレッジ25倍いっぱい使う無謀は人は、この金額の25倍まで取引できます。

③ポジション必要証拠金=今のポジションで使っている金額

保有ポジションを維持するために必要な証拠金です。 ポジション必要証拠金=現在値×Lot数×取引単位÷レバレッジ

今のポジション取るのに使っている金額です。

②注文証拠金=取ろうとしているポジションで使う金額

注文中(未約定)の新規注文に必要な証拠金です。

今の予約中のポジションに必要な金額です。

建玉まとめ

建玉可能額は「純資産 -(ポジション必要証拠金 + 注文証拠金)」なので、 新規にポジションを取る為に使える金額です。 また、レバレッジかける前の金額です。 この金額の最大25倍まで取り引きできます。 ポジションになれば、ポジション必要証拠金に加算されますので、 結果的に建玉可能額は減ります。

証拠金維持率

⑫証拠金維持率=ポジションを維持するだけの資産が残っているか?

ポジション必要証拠金に対する純資産額の割合です。 純資産額 ÷ ポジション必要証拠金 ×100 ※なお、証拠金維持率が50%以下となった時点でロスカットが執行されます。 ※ロスカットは、損失額拡大を防ぐ目的であり、市場の状況によっては預託証拠金以上の損失を被る可能性がありますので、ご注意ください。

資産よりポジションを維持する証拠金のほうが大きくなれば100より小さくなります。 このような状態は不健全なので、100%を下回れば、追証になり、50%をしたまわればロスカットです。 この維持率を気にするような取引をしている時点で無謀ですが、シミュレーションしてみます。

100万円を入金します。 100円のときに、レバレッジ10倍まで効かせて、10Lot買いました。 持っているのは10万通貨なので、1,000万円です。

この時点の純資産は100万円。必要証拠金は1,000万/25=40万です。 なので、証拠金維持率=250%です。

予想と反して円高で、99円になったらどうなるか計算します。 損益は1円x10万通貨=-10万です。純資産は90万です。1%下がったと考えると早いです。 必要証拠金は99円x10万通貨=990万円/25で39.6万です。 なので、証拠金維持率=227%です。

95円まで円高になるまで行く前に、損切りすると思いますが、 95円まで保持したらどうなるか計算します。 損益は-50万です。純資産は50万になります。 必要証拠金は95円x10万通貨=950万円/25で38万円です。 なので、証拠金維持率=132%です。まだギリギリOKですね。

レバレッジ10倍で運用する分には、追証だとかロストカットとかに怯える必要はないです。 但し、経済指標で数円変わることがあるので、損切りのストップはかけておいたほうがよいです。

⑪追加証拠金額=発生したらダメ

毎営業日の証拠金維持率判定において、証拠金維持率が100%を下回った場合に発生するポジション証拠金の不足額。 指定期限までに入金の反映、もしくはポジションの決済により追加証拠金額が0円とならなかった場合、強制決済が執行されます。

こうなったらおしまいです。 どうしてもポジションを維持したいのであれば、入金が必要です。 追証が必要な取引をしているようであれば、運用の規模を見なおしたほうがよいです。